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仙台「4月いっぱいは試合できない」、代替本拠地も辞退へ

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 ベガルタ仙台は18日、Jリーグの中野幸夫専務理事の訪問を受け、4月いっぱいは公式戦を行えないことを伝えた。19日付のスポーツ報知によると、手倉森誠監督は「我々としては4月いっぱいはゲームできない旨をお伝えした」と話し、国立競技場などの代替本拠地の使用や他クラブからの練習場提供の申し入れも辞退する意向を示したという。

 Jリーグは22日に臨時実行委員会を予定しており、リーグ再開時期の検討材料にするため、中野専務理事が仙台市を訪問し、臨時実行委員会に出席できない白幡洋一社長からリーグ再開に関する意見などを聴取した。

 また、手倉森監督はこの日、仙台市宮城野区の高砂市民センターの避難所をスタッフとともに訪れ、昨季の練習着約60着を届けた。自身も震災時はクラブハウスで天井が落下する災害に遭ったが、「自宅で過ごせる恵まれた我々が少しでも力になりたかった」と話したという。

(文 西山紘平)

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