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アーセナルが宮市のボルトンへのレンタル移籍を発表

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 アーセナルは31日、FW宮市亮がボルトンにレンタル移籍することが決まったと発表した。レンタル期間は今シーズン終了まで。両チームは2月1日に対戦するが、クラブによると、宮市は契約の関係で出場することはないという。

 宮市は昨年1月にアーセナルと契約。昨季はエールディビジのフェイエノールトにレンタル移籍し、半年間で12試合に出場し、3得点5アシストを記録した。今季から特例で英国の労働ビザを取得し、アーセナルに復帰。ここまでカーリング杯2試合に出場したが、プレミアリーグでは出番がなかった。

 20歳にしてアーセナルで主力を担うイングランド代表MFジャック・ウィルシャーも10年1月から6月までボルトンにレンタル移籍し、その後のステップアップにつなげている。アーセナルはクラブの公式サイトでウィルシャーの名を挙げ、宮市がそれに続く飛躍を果たすことに期待しているようだ。

 宮市は昨年10月25日に行われたカーリング杯4回戦のボルトン戦で後半28分から途中出場を果たしている。ボルトンのオーウェン・コイル監督はクラブの公式サイトで「彼は非常に才能のある若手であり、スピードもあってエキサイティングなプレイヤーだ」と高く評価したうえで「彼には果たしない夢と可能性が広がっている。ボルトンで自分の資質を証明する場を手にすることに期待している」と語った。

 ボルトンは22節終了時点で6勝1分15敗の勝ち点19。降格圏となる18位ブラックバーンとは勝ち点1差の17位に付けている。ボルトンにはかつてMF中田英寿やFW西澤明訓も所属したことがある。


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