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岡崎3戦ぶり5点目&酒井先発デビュー!!シュツットガルトが8戦ぶり勝利

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 ブンデスリーガは11日、第21節2日目を行い、FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトはホームでヘルタ・ベルリンに5-0で大勝した。2試合連続で先発出場した岡崎は3試合ぶり今季5得点目を決め、酒井も先発で待望のドイツデビュー。いずれもフル出場し、チームの2012年初勝利となる圧勝劇に貢献した。

 最近7試合白星なし(2分5敗)で11位にまで順位を落としていたシュツットガルトが今季最多の1試合5得点で長いトンネルを抜け出した。前半24分、MFハイナルのFKからDFニーダーマイアーが競り合い、FWイビセビッチが右足ボレーで先制点。その4分後には高い位置でボールを奪い、イビセビッチのラストパスからMFハルニクが追加点を決めた。

 2点ビハインドとなったヘルタは前半30分、MFオットルが一発退場。2点リードのうえ、数的優位に立ったシュツットガルトが一気にたたみかける。2分後の32分、DFブラルーズの右クロスに反応した岡崎が逆サイドから走り込み、DFの前にうまく体を入れてヘディングシュート。ゴール左隅にねじ込み、3-0と突き放した。同41分にはハルニクがPA内から豪快に右足を振り抜き、自身2点目。4-0の大量リードで前半を折り返した。

 左SBで先発した酒井と左MFで先発した岡崎。左サイドの日本人ラインでチャンスをつくったのが後半6分だ。右サイドからの大きなサイドチェンジを酒井がワンタッチで落とし、岡崎がPA外からミドルシュート。これはGKにキャッチされたが、DFモリナーロの出場停止でめぐってきたチャンスにアピールしようと酒井は豊富な運動量で積極的に攻撃参加した。

 後半13分、MFゲントナーの左クロスにハルニクが右足で合わせ、ハットトリックを達成するとともに5-0とダメを押した。同20分には岡崎がワンツーでPA内に抜け出す決定機を迎えたが、シュートはGKの好セーブに阻まれ、追加点はならず。後半は1点のみで、そのまま5-0で終了したが、昨年11月20日のアウクスブルク戦(2-1)以来8試合ぶりの白星を飾り、暫定9位に順位を上げた。


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