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イタリア・ダービーに敗れたインテルがラニエリ監督を解任

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 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、クラウディオ・ラニエリ監督の解任を発表した。後任にはユースで監督を務めていたアンドレア・ストラマッチョーニ氏が、今季終了まで暫定監督に就任することも合わせて発表している。

 今季、序盤から低迷したインテルは、わずか3節でジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督を解任。9月22日にチェルシーやユベントスなど数々のビッグクラブで指揮を執った経験を持つラニエリを監督に招へいした。一時はセリエAでも7連勝、CLでも決勝トーナメント進出に導くなど、チームを立て直したかに見えた。

 しかし、1月末から公式戦9試合未勝利、CL決勝トーナメント1回戦ではマルセイユにアウェーゴール数で敗れて敗退。そして25日には、ユベントスとのイタリア・ダービーに0-2で完敗し、今季12敗目を喫して8位に転落した。来季のCL出場権はおろか、ELの出場も難しくなったことで、辛抱強くチームを見ていたマッシモ・モラッティ会長の堪忍袋の緒も切れたのだろう。

 後任のストラマッチョーニ監督は、現在36歳。これまでにクロトーネFC、ローマ、インテルで、それぞれユースチームを指導してきた。トップチームの指揮を執るのは、今回が初めてのこととなる。

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