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筑波大でジャイキリ、川崎Fで日本一…三笘薫が天皇杯史上初となるアンバサダーに就任「今の自分の礎となっている」

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日本代表MF三笘薫

 日本サッカー協会(JFA)は18日、天皇杯史上初となるアンバサダーにブライトン所属の日本代表MF三笘薫が就任することを発表した。天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会は今月20日に開幕を迎える。

 三笘は筑波大在学中の2016年に第96回大会で天皇杯初出場を果たすと、翌17年の第97回大会では、先輩のFW中野誠也(大宮)、MF西澤健太(清水)、DF山川哲史(神戸)らとともに次々とJクラブを撃破し、ベスト16へ進出。ベガルタ仙台戦の得点は、「天皇杯を象徴するゴール」として表彰されていた。

 さらに、三笘は川崎フロンターレ加入後の20年に記念すべき第100回大会に出場すると、21年の元日に行われたファイナルで決勝ゴールを記録。アンバサダーを務めるのに相応しい結果と印象を残してきた。

 JFAは三笘の抜擢にあたり、「今回、現役選手でありながら第103回天皇杯公式アンバサダーを三笘薫選手にお願いしたのは、天皇杯の特徴でもある『地元』から『日本一』そして、『世界』につながっているサッカーの世界観を具現化した選手の一人であることからです」と経緯を説明。三笘はアンバサダー就任に際し、JFAを通じて次のようにコメントしている。

「このたび、第103回天皇杯のアンバサダーに就任した三笘薫です。日本サッカー界において、最も歴史のある大会のアンバサダーに就任できたことを大変光栄に思います。天皇杯は、プロ・アマ関係なく全国のチームが参加出来る大会で、私自身も大学2年生のときに初めて本大会に出場させていただき、格上のJリーグのチームと対戦し多くのことを学ばせていただきました。また、川崎フロンターレ加入後に出場した第100回記念大会では、優勝も経験させていただきました。天皇杯の経験が今の自分の礎となっていると思います。今大会に出場するチームの活躍を心より期待しています。そして、日本サッカー界のさらなる盛り上がりに繋げるためにもみんなで大会を盛り上げていきましょう!」

●第103回天皇杯特集ページ

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