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伊藤敦樹が天皇杯2戦連続の決勝ゴール! アジア王者の浦和、J2山形を1-0で下して4回戦進出

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浦和を率いるマチェイ・スコルジャ監督

[7.12 天皇杯3回戦 浦和 1-0 山形 NDスタ]

 天皇杯3回戦が12日に各地で開催された。NDソフトスタジアム山形では浦和レッズ(J1)とモンテディオ山形(J2)が対戦。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)王者の浦和が1-0で勝利を収め、8月2日の4回戦に駒を進めた。

 直近のリーグ戦から浦和は中3日、山形は中2日で迎えた一戦。浦和は5人、山形は11人の先発メンバーを入れ替えて臨んだ。

 立ち上がりこそ浦和がボールを握って押し込んだが、徐々に山形がゴールへ迫るシーンが増加。ショートカウンターやセットプレーで好機を作り、シュート数で相手を上回って前半を終えた。

 浦和はハーフタイム明けからFW興梠慎三に代えてFWホセ・カンテ、MF平野佑一に代えてMF伊藤敦樹、MF高橋利樹に代えてMF大久保智明をそれぞれ投入。右サイドバックでスタメン起用されていたDF荻原拓也が高い位置や中央で存在感を示し、次々とチャンスを作り出していく。

 後半10分には荻原が自陣からドリブルで持ち運び、左のMF安居海渡へ。安居のパスを受けたホセ・カンテが右足で強烈なシュートを打つが、GK長谷川洸の守備範囲だった。

 それでも浦和は後半19分にスコアを動かす。右サイドハーフの大久保が下がりながら幅を取って最終ラインからボールを引き出し、荻原は内側のポジションへ。空いた前方のスペースに伊藤が飛び出すと、大久保からのワンタッチパスが通る。マークに来たDF西村慧祐を股抜きでかわした伊藤は、ペナルティエリア右から右足で蹴り込み、2回戦の関西大戦(○1-0/延長)に続くゴールを挙げた。

 山形は交代カードも使って反撃を試みたが、最後までゴールを奪うことはできず。浦和がアジア王者の貫禄を示し、3回戦突破を果たした。

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