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熊本の快進撃続く!神戸をPK戦撃破!!初の天皇杯4強へ

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先制点を決めた平川

[9.30 天皇杯準々決勝 熊本1-1(PK4-3)神戸 えがおS]

 J2では降格圏と勝ち点2差の20位に低迷するロアッソ熊本が、J1で優勝争いをするヴィッセル神戸を破る快進撃だ。天皇杯の準々決勝で、熊本は神戸を相手に1-1から突入したPK戦を4-3で制して、初のベスト4へと勝ち上がった。10月8日の準決勝では、柏レイソルと対戦する。

 スコアレスで折り返した後半開始と同時に、神戸はベンチスタートさせていたFW大迫勇也を投入。さらに同11分にはFW武藤嘉紀を投入して試合を動かしに行く。

 しかし得点を決めたのは熊本だった。後半15分、右サイドからMF大本祐槻がドリブルで中に侵入。アウトサイドで浮かせたパスをエリア内に通すと、飛び出したMF平川怜がワントラップから右足を振りぬき、先制点を奪った。

 たださすがに神戸も簡単には負けない。後半42分、右サイドから入れたDF酒井高徳のクロスが浮き球となってこぼれると、FWジェアン・パトリッキが頭で流し込んで同点に追いつく。試合は90分で決着がつかず、延長戦に突入する。

 試合は延長戦を戦っても決着がつかなかったことで、勝ち上がりを決めるPK戦に突入。そしてお互いに2人目の神戸は武藤、熊本はMF東山達稀がGKにストップされると、神戸は4人目で蹴ったDF大崎玲央が失敗。ここで熊本がリードを奪うと、最後、後攻の熊本は5人目の平川が決めたところで勝ち上がりを決めた。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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