イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は5日、ミランFWマリオ・バロテッリを今月の代表戦に招集するつもりはなかったと述べた。バロテッリに限らず、継続的に結果を出さなければ代表には値しないとしている。

　今季、リバプールからレンタルでミランに復帰したバロテッリは、セリエAのウディネーゼ戦で先制点を挙げ、チームを3-2の勝利に導くなど、復調の兆しを見せている。だが、負傷で4日のナポリ戦は欠場することになった。

　コンテ監督はバロテッリについて、次のように述べている。イタリアメディアが伝えた。

「ケガをしていなかったら、バロテッリを招集していたか? ノーだ。代表にたどり着くには、いずれにしても一つの道のりを進めていく必要がある。2試合良かっただけで十分だと考えたら、誰にでもオープンになるだろう。これはバロテッリだけじゃなく、全員にとって同じことだ」

「マリオは良い仕事をしていると思う。私が彼に求めているのは、代表にふさわしいことを示すことだ。ゴールを決めるかどうかじゃない。姿勢や意欲も含め、やっていることのすべてに継続性をもたせることだ。彼は再び試合に出るようになったばかりだから、(ケガがなくても)代表には来なかっただろう」

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