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亡き前任者に捧げる初のEURO出場 ウェールズ監督「ほほ笑んでくれているはず」

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 ウェールズ代表は、初のEURO初出場を決めた。クリス・コールマン監督は、この悲願達成を急逝した前監督に捧げている。

 10日に行われたEURO2016予選で、ウェールズはボスニア・ヘルツェゴビナ代表に0-2で敗れた。だが、同組の他会場の結果、初のEURO出場が決まった。

 率いたコールマン監督は、2012年にウェールズ代表監督に就任。2011年に亡くなったギャリー・スピード氏の後を継いでのことだった。

 ウェールズはコールマン監督就任時のFIFAランク117位から、同45位にまで順位を上げた。1958年のワールドカップ以来となる主要大会出場は、コールマン監督は前任者のおかげだと『スカイスポーツ』に語った。

「この仕事に就いたとき、厄介な状況にあった。ギャリー・スピードは偉大な男で、素晴らしい存在感があった。彼の仕事を継続したかったが、私にはできなかった」

「だから、自分にできることをしようと決めた。素晴らしい予選だったよ。ギャリー・スピードは彼の仕事を果たしてくれた。今晩は、彼がほほ笑んでくれていると確信している」

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