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33歳チェフがEURO後の代表引退を示唆「もう若くないんだ」

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 アーセナルのチェコ代表GKペトル・チェフ(33)が今年6月にフランスで開催されるEURO2016後の代表引退を示唆した。英『デイリー・メール』が報じている。

 1999年にプロデビューを果たしたチェフは、04年7月にチェルシーに加入。長らく正守護神として君臨してきたが、2014-15シーズンにベルギー代表GKティボー・クルトワにポジションを奪われ、出場機会が減少。そのシーズンはわずか7試合の出場に留まり、15年夏に11年間過ごしたチェルシーからアーセナルへ移籍した。アーセナルで出場機会を取り戻したチェフは、現在は負傷離脱中だが、ここまでプレミアリーグで28試合に出場し、プレミア単独トップのクリーンシート(無失点試合)を記録するなど、チームに大きく貢献している。

 代表では02年2月にA代表デビューを果たし、EURO2004予選以降はレギュラーに定着。14年間で108キャップを数え、代表としてのタイトルはないものの、チェコ年間最優秀選手賞を8度受賞している。

 同紙によると、5月20日に34歳となるチェフは、「34歳を過ぎたら、そろそろ代表引退について考える時期だと思う」と言及。「まだはっきりと言うには早いけど、その可能性については考えてる。僕はもう若くないんだ。代表チームでプレーしなくなれば、遠征に出ることもなくなるから、アーセナルでのプレーにもっと集中できると思う」と代表引退について検討していると明かした。

 さらにチェフは「僕のキャリアの中で、一度立ち止まって新しい道を決断すべき時期に来ていると思う。そして、その時期はEURO後になるだろうね」とEURO後の代表引退を示唆している。

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