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ドーピング違反のサコ、暫定処分は延長されず EUROでのプレーも可能に

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 リバプールDFママドゥ・サコのドーピング違反に対する暫定的出場停止処分は延長されず、同選手はフランス代表としてEURO2016に出場することも可能となった。イギリスなどのメディアが伝えている。

 サコは3月17日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦セカンドレグのマンチェスター・シティ戦で禁止薬物の陽性反応が検出された。脂肪燃焼系のサプリメントに含まれていた成分によるものだったが、サコ側は問題視された成分は禁止リストに掲載されていなかったと主張している。

 UEFAは4月28日にサコに対する暫定的な30日間の停止処分を発表し、サコはこの処分を受け入れていた。この処分は延長されないことが決定し、30日間が経過したことでサコはプレー可能な状態となった。UEFAは近日中にこの件に対する決定を下すとも述べている。

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、EUROに向けて発表した登録メンバー23名および予備メンバー8名の中に、出場停止中だったサコを含めてはいない。だが正式メンバー決定の期限となる31日までに入れ替えを行うことは可能だ。

 当初発表された23名のメンバーからはDFラファエル・バランとジェレミ・マテューが負傷のため離脱し、デシャン監督は代役としてセビージャDFアディル・ラミと、代表経験のないリヨンDFサミュエル・ユムティティを追加招集している。プレー可能となったサコがここに加えられる可能性もあるのだろうか。

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