ニューヨーク・シティMFアンドレア・ピルロは、EURO2016を戦うイタリア代表に選ばれなかったことについて、アントニオ・コンテ監督の決定に理解を示した。

　昨年夏、ユベントスを退団してアメリカに向かった稀代の司令塔は、フランスでタイトルを目指すアッズーリの一員に選ばれなかった。だが、イタリア『スカイ・スポーツ』で、ピルロはユーベで指導を受けたコンテ監督に理解を示している。『トゥットスポルト』がコメントを伝えた。

「コンテ監督とは話した。まったく失望はしていないよ。自分がやるべきこと、彼がやるべきことは、すでに分かっていたんだ」

「シーズン中に話し合った。両者が決めたことだ。監督は彼であり、彼が決断を下すのが、彼にとってベストである決断を下すのが正しい」

　EURO2016を前に、イタリアは苦戦するとの声も少なくない。ピルロも簡単ではない状況と認めつつ、母国にエールを送った。

「僕はイタリアが勝つことを願っている。ドイツやスペイン、フランスのように、もっと優勝候補のチームたちがいるけどね。素晴らしいEUROになるだろう。でも僕は、チームメイトたちがこのトロフィーを持ち帰られるように願っている」

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