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ベルギー指揮官がイタリアの戦い方を批判「本当のサッカーをしてこなかった」

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[6.13 EURO E組第1節 ベルギー0-2イタリア リヨン]

 EURO2016は13日、グループEの第1節を行った。ベルギー代表はイタリア代表と対戦し、0-2で敗れた。マルク・ビルモッツ監督は「本当のサッカーをしてこなかった」とイタリアの戦い方を批判している。英『ESPN』が報じている。

 豪華攻撃陣を擁するベルギーは、優勝候補の一角として注目されていたが、前半32分に一本のロングパスで裏を取られ、失点。最後までベルギーはゴールネットを揺らすことができず、終了間際にはカウンターから追加点を奪われ、0-2で初戦を落とした。

 ビルモッツ監督は「前半戦はまったくといっていいほど相手にチャンスを与えなかったし、チャンスをいくつか作り出すことができた。後半戦はさらに我々のプレーが良くなったが、ユベントス組で揃えられた守備陣相手に得点をするのは簡単ではなかった。彼らは経験豊かなチームだからね」と相手を称えた。

 しかし、イタリアの戦い方に苦言も呈している。「イタリアはカウンターだけしか狙っていなかった。あれは本当のサッカーではないよ。ソファに座っているかのように、相手は全員リラックスしていた。すべてにガッカリしたよ」と批判した。

 敗れたベルギーだが、「全員が団結して決勝トーナメントへの切符を掴まなければならない」とすでに18日のアイルランド戦に切り替えている。「このレベルの試合でミスをすれば、それは取り返しのつかない結果として返ってくる。だが、まだ何も終わっちゃいない。まだ2試合残っている」とビルモッツ監督は前を向いた。

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