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スイスは無敗で16強敗退…ジャカのPK失敗かばう指揮官「彼1人の問題ではない」

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[6.25 EURO決勝T1回戦 スイス1-1(PK4-5)ポーランド サンテティエンヌ]

 EURO2016は25日、決勝トーナメント1回戦を行い、スイス代表は1-1で突入したPK戦の末にポーランドにPK4-5で敗れた。試合後のブラディミル・ペトコビッチ監督のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

 1勝2分のA組2位で史上初の決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げたスイスは前半39分に先制点を許したが、後半37分にMFジェルダン・シャキリのオーバヘッドで同点。試合は延長戦でも決着がつかずPK戦に突入した。先攻のスイスは2人目のMFグラニト・ジャカがゴール左に外し、その後は両チーム全員が成功させ、PK4-5でスイスの敗退が決定した。

 延長を含めた120分で勝敗が決まらなかったため、記録上は引き分け扱い。スイスは無敗のまま大会を去ることとなった。「我々の立ち上がりは非常にかたかったが、その後ゲームを支配した。後半は2点目も奪えたはずだった。私は感情的になりたくない。我々はすべてを出し尽くしたが、大会を去るのはやはり残念だ。PK戦に敗れて去ることもね」とペトコビッチ監督は肩を落とした。

 また、PK失敗のジャカについては、「気の毒に思うが、彼1人の問題ではない」とかばい、「選手たちはすべてを出し尽くし、ピッチでやれることをやってくれていたが、残念ながらミスがいくつか出てしまい、そのツケを払わされた。PK戦はルーレットのようなものだ。1つ失敗すれば、それが命取りになりかねない」と試合を振り返った。

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