ウクライナ代表のアンドリー・シェフチェンコ監督が、EURO2020初勝利に喜びのコメントを口にした。

　現地時間17日に行われたEURO2020グループC、ウクライナvs北マケドニアは2-1でウクライナが勝利。ウクライナは初戦のオランダ戦を落としていたこともあり、これで勝敗を1勝1敗の五分に戻した。グループ2位に浮上し16強勝ち上がりに大きく近づいたことになる。

　指揮官シェフチェンコは「このトーナメントで最初の勝利を刻むことができた。応援してくれているファンのみんなと祝福したい」と勝ち点3奪取を喜んだ。『UEFA』公式がその言葉を伝えている。

「勝利することができて良かったが、実際はもっと得点できたはずだとも思っている。チャンスをいかにして創出し、フィニッシュワークをどうすべきか、今一度確認する必要があるね」

「今日、ウクライナの攻撃はとても良かったと思う。確かなパフォーマンスを示すことができて嬉しいよ。最も重要なことは、得点したいという欲求を明確にして結果につなげたこと。その上で勝利を手にしたことだ」

　初戦オランダ戦は2-3で敗れ、今節は北マケドニアに2-1勝利となった。シェフチェンコ監督は「北マケドニアは、オランダとはクラスが異なる。それでも彼らには優れた選手がいて、スタイルも明確だ。彼らは気が抜けない相手だったよ。この大会2つのゲームにおいて、我々は良い形のフットボールを展開することができた」と述べ、チーム状況が良好であると説いた。

　1勝1敗のウクライナは第3節で、勝ち点3で並ぶオーストリアと激突する。引き分け以上で2位通過決定となるが、ウクライナは16強勝ち上がりを決めることができるのだろうか。

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