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「守備を学びにイタリアへ行ったのに…」レジェンドのダメ出しにデ・リフトが反応

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DFマタイス・デ・リフトがレジェンドのダメ出しに反応

 オランダ代表のDFマタイス・デ・リフト(ユベントス)が同国のレジェンドであるマルコ・ファン・バステン氏からの批判に反応した。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。

 オランダは17日に行われたEURO2020のグループC第2節でオーストリア代表を2-0で下し、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。負傷で初戦を欠場していたデ・リフトはこの試合で先発フル出場し、勝利に貢献。しかし、ファン・バステン氏を満足させるには不十分だったようだ。

 現役時代にアヤックス、ミラン、オランダ代表のストライカーとして活躍した同氏は「(GKのマールテン・)ステケレンブルクは何度もボールを蹴らなければならなかった。これは良いことではない。一種の戦闘的なサッカーになってしまうからだ。後方から、より多くのビジョンを持ち、コントロールしながら前進しなければならない。そうすればゲームを支配することができる。だが、今のところそれは見られない」とチームの問題点を指摘すると、その矛先はユベントスDFにも向けられた。

「デ・リフトはセンターバックなので、もっとリーダーシップを示す必要がある。彼はディフェンスをリードしなければならない。自分の意見を伝え、主張することが求められる。しかし、彼はただ人を追いかけているだけで、大きな穴を開けてしまう。デ・リフトは守備を学ぶためにイタリアへ行ったのに、そこで多くを学んだとは思えない」

 このコメントについて記者会見で問われたデ・リフトは「彼の言っていることは理解できる。常に向上しなければならない」と受け入れ、「褒められても批判されても嬉しい。もっと良くすればいいだけのことだ」ときっぱり。21日の最終節・北マケドニア代表戦は消化試合となるが、負傷明けの21歳DFは「(オーストリア戦は)2週間ぶりの試合で、あまりトレーニングができなかった。北マケドニア戦でも、常にプレーしていたい。練習試合にはならない」と出場へ意欲を示した。

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