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[OAC]北海道が神戸に勝利し、4大会連続の4強進出

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 オーシャンアリーナ杯2012は24日に第2日目の4試合を行い、第2 試合ではデウソン神戸エスポラーダ北海道が対戦した。両チームは1週間前のリーグ戦でも対戦しており、その試合では神戸が6-4で勝利している。しかし、この試合では北海道が6-3で勝利を収め、リーグ戦での借りを返した。

 前半1分に北海道のFP水上玄太が、前線で相手からボールを奪って先制点を決める。このゴールで幕を開けた試合は、序盤から激しい点の取り合いとなる。2分には神戸がFP原田浩平の得点で追いつくが、その1分後には北海道が水上の落としたボールをFP室田祐希がゴールに蹴り込み、再びリードを奪う。さらに北海道は9分にはキックインの浮き球パスから神戸のオウンゴールを誘発して点差を広げた。前半終了間際には神戸も前線でボールを受けたFP森洸が落としたボールをFP稲田瑞穂がゴールに決め、1点差に戻す。

 後半に入ると1点をリードする北海道が、速攻から追加点を挙げていく。後半7分にFP高山剛寛が稲田から奪ったボールを持ち込み、GKとの1対1を確実に決める。同10分にはハーフウェーライン付近でボールを受けたFP鈴木裕太郎も追加点を挙げ、北海道が5-2と点差を広げた。

 残り10分を切り、神戸もパワープレーで反撃に出る。しかし、14分には水上にパスをカットされ、無人のゴールにシュートを決められてしまい、5点差に広げられてしまった。それでも最後まで諦めなかった神戸は、後半16分に原田がミドルシュートを決めたが、反撃もここまで。北海道が4大会連続となるベスト4進出を決めた。

 試合後、北海道のGK関口優志はクラブの公式HPで「北海道からのたくさんの応援をありがとうございました。神戸に勝ち、先週のリーグ戦のリベンジを果たすことができました。明日は準決勝、大阪との対決です。エスポ初の決勝進出を目指して頑張りますので、応援をよろしくお願いいたします」とコメントを発表し、25日の準決勝第1試合の大阪戦へ気持ちを切り替えた。

第2試合
デウソン神戸 3-6(前半2-3) エスポラーダ北海道
[デ]原田浩平2(2分、37分)、稲田瑞穂(19分)
[エ]水上玄太2(1分、35分)、室田祐希(3分)、オウンゴール(9分)、高山剛寛(28分)、鈴木裕太郎(31分)

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