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フットサル元日本代表のFP鈴村が上咽頭癌で療養へ

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 Fリーグのデウソン神戸は9日、名古屋オーシャンズと対戦し0-3で敗れた。この試合後、神戸のフットサル元日本代表FP鈴村拓也は、上咽頭癌と診断されたことを発表した。

 クラブの公式HPによると鈴村は上咽頭癌を患い、日常生活に戻るまでは約3か月の治療が必要とされている。また、ピッチに復帰できるのがいつになるかは未定であり、今季は治療に専念することとなった。

 鈴村はクラブの公式HPを通じ「今回このような病気と診断され、非常に残念に思ってます。今でも不安な気持ちはありますが、必ずこの病気に勝ち、またFリーグのピッチに戻って来ます。みんなの力をください。宜しくお願いします。頑張ります」と、コメントを発表している。

 サッカーでも年代別日本代表候補に選ばれていた鈴村は、現シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)MF小野伸二らとプレーしていた。四日市中央工高卒業後、1997年にはJリーグのヴィッセル神戸へ入団。1年目からJリーグ6試合、天皇杯2試合に出場した。しかし、翌年はケガに苦しみ、シーズン終了後に戦力外通告を受ける。その後、フットサルに転向し、日本代表として長く活躍。日本が初めてW杯の出場権を勝ち取った04年W杯にも出場していた。

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