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[Fリーグ]府中vs名古屋 試合後の府中 谷本監督&宮田主将コメント

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 Fリーグは18日に第11節を行い、府中アスレティックFC名古屋オーシャンズが対戦した。11日に行われたオーシャンアリーナ杯決勝でも対戦した両チームの試合は、2-1で再び名古屋が勝利。ホームで借りを返したかった府中だったが、名古屋に敗れてリーグ戦は4連敗となってしまった。

以下、試合後の谷本俊介監督、宮田義人キャプテンコメント

谷本俊介監督
「オーシャンアリーナ杯明けてのリーグ戦というところで、このあと2週間中断になるのですが、勝って良い2週間を過ごしたいと思っていましたが、この通りの結果に終わってしまい、本当に残念です。敗因としては、前半5分までの内容が敗因かなと思っています。そこがなければ、うちが勝っていてもおかしくない試合だったと思っています。名古屋だけにこだわるわけではありませんが、この相手でも必ず勝ちたい。今シーズン中にも必ず一度は彼らに勝ちたい、良い試合をしたいと思っていますので、この悔しさをバネに前半戦の残り7試合を頑張りたいと思います」

―ミスが続いているが、ロドリゴの起用方法はどう考えていますか?
「持っている武器というのは、本当にすばらしいものがありますので。一長を取って一短を捨てるのか。それともどちらを取るかは重要な部分ではあります。ですが、あそこで0-1でビハインドだったので、1点を取り返したいということで、彼を起用し続けました。もちろん、そこでミスがあったのですが、それに目をつぶってでも彼を使いたいと思ったので。そのミスを減らせるように、彼自身にも指導はしているつもりなので。粘り強くもっともっと成長させていきたいと思います。まだ22歳と若く、血気盛んな部分もあるのでね。簡単なプレーミスの判断があるのは分かっています。それでも、2点3点取り返せるチームになりたいなと思っています」

―前半の立ち上がりに失点が多いが、この入りが悪いのは?
「集中力じゃないでしょうか。すべては。立ち上がりの集中力。やはり自分たちが普段プレーしている環境っていうのは、当然、自分たちで紅白戦をやったりしている中で、プレーのスピードでは名古屋が一枚も二枚もうわてです。パススピードにしても、パスのタイミングにしても相手の方が一段早いプレーをしています。それについていくためには、普段から自分たちもそういう環境をつくっていくことが大事だと思います。でも、それができていない以上は、そういうイメージを持って工夫していく。これくらいのスピードで来るだろう。名古屋だったら、これくらいのタイミングで出してくるだろう。そういった準備が、まだまだ足りなかったのだと思います」

●FP宮田義人キャプテン
「今日のゲーム全体を見れば、うちのプレスが結構はまっていて、良いディフェンスからチャンスもつくれていたと思います。やっぱり監督も言っていた立ち上がりの5分まで、絶対に失点をしてはいけない時間帯に2失点してしまった。それでゲームプランを崩してしまって、自分たちを苦しめてしまったかなと思います。オーシャンアリーナ杯でも準優勝して、チームにも勢いはあったのですが、最後に点を決め切るところで名古屋の方が一枚も二枚もうわてだったかなと思います。少し間が空きますが、オーシャンアリーナ杯の疲れもありますし、また次から結果を残していけるようにやっていきたいと思います」

(取材・文 河合拓)

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