Fリーグは6日、2014/2015シーズンより、ヴォスクオーレ仙台とフウガすみだがFリーグに昇格することを発表した。今年3月のプーマカップでも、Fリーグ勢を次々と撃破し、決勝まで勝ち進んだフウガすみだは、実力的にはFリーグに入っていないことがおかしい状況だった。記者会見に出席したすみだの副キャプテンFP太見寿人は「ようやくFリーグに上がれるなと。ようやくスタートラインに立ったなという気持ち」と、昇格の喜びを口にした。

　以下、すみだFP太見寿人副キャプテンの会見コメント
「ようやくFリーグに上がれるなと。ようやくスタートラインに立ったなという気持ちでおります。僕らは全日本選手権でしか、Fリーグのチームと戦うことができませんでした。ようやくFのチームを相手に、どれだけリーグ戦で通用するのか。それが本当に試されるところだと思いますし、Fリーグで『フウガ旋風』を巻き起こせるように、フットサルを盛り上げていきたいと思います。良い試合ができるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

―なかなか昇格できない中、どういう思いで活動してきた?
「僕らは選手なので、優勝しても、なかなか関東リーグで優勝しても、全日本でFのチームを倒しても、なかなか上がれない状況がずっとあったので。よっぽどプレーというか、試合に勝つこと以外のところがFリーグに上がる条件の多くを占めていると思っていました。だから正直、選手としては、Fに上がるまで、ひたすらうまくなって、Fに上がった時に最高のパフォーマンスができるように頑張ろうという思いでやっていました」

―1年目での結果は?
「来年Fに上がって、何を狙っているかといえば、もちろん優勝です。リーグに入るのが目標ではなくて、もちろん、そのリーグで一番になるのが当然、選手が思うことだと思うので。6連覇している名古屋を、やっつけたいですね」

(取材・文　河合拓)