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[Fリーグ]湘南vs名古屋 試合後の名古屋ビクトル監督コメント

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[7.12 Fリーグ2014/15 第4節 湘南0-6名古屋 小田原]

 Fリーグは12日、第4節を各地で行い、小田原アリーナでは湘南ベルマーレ(Fリーグ)名古屋オーシャンズが対戦した。前節、町田に先制されて敗れた名古屋だったが、この試合では、前半だけで4ゴールを記録。相手に1点も許さずに、6-0で勝利した。試合後、ビクトル・アコスタ監督は「再び勢いに乗るために、重要な勝ち点3だった」と、敗戦後の勝利の重要性を強調した。

 以下、試合後の名古屋ビクトル・アコスタ監督コメント

―試合の総括を?
「とても大切なゲームで、勝ち点3を挙げることができたと思っています。再び1位を狙うためには、この勝ち点3は非常に大切でした。こういう形で失点をすることなく、得点もしっかり取れてゲームを運べたことはうれしいことです。来週のゲームは、また浦安という相手です。前回の試合に敗れた後、リズムを取り戻す、流れに乗って勢いを付けるためにも、大切な勝ち点3を挙げることができました」

―前節の敗戦を受けて、今週のトレーニングでは何をもっとも強調してきたか?
「先週の町田戦は、ポゼッションは高く、ボールを回すことができていました。しかし、点は取れずに、苦戦して町田に敗れました。前回の試合でもチャンスはつくれていたので、よりゴール前でのチャンスを生かす意識を高めるために、フィニッシュの練習、シュート練習に取り組みました。集中力を高めるための練習ですね。また、町田と同じように湘南もハーフコートでマークをしてくるチームです。変にボールを取られるシーンをつくらないこと、相手にそういう形からチャンスをつくらせない。そのためにも、ポゼッションを高くして、うまくゴールに向かっていく。相手がハーフで守ってきたときに備えて、より攻撃の練習をしてきました。ゲームに近いような緊張感を、練習から出して取り組んできました。この2点が、一番大きく取り組んできたことです」

―FP八木聖人、FP浦上浩生ら若手の起用については?
「聖人は今日の試合で点を取りましたし、私が求めていたことを2人ともやってくれました。聖人は若い選手で、将来性もある選手だと思います。難しい試合の中でも、チャンスを彼に与えて、経験を積ませれば、今後も今日以上にやってくれる選手ではないかなと思いました。今日の試合では、3セット目に彼を入れてプレーをさせました。ウラ(浦上)に関しても、運動量が多い選手。しっかりと、その部分を表現してくれたと思います。今日のプレーに関しては、すごく満足しています。ゲームの状況によっては、今後も彼も使っていきたいと考えていますが、それはまた状況にもよってきます。その中で嬉しいのは、育成から上がってきた選手が、こうやってFリーグでもプレーができていることは誇りに思います」

―湘南のFP久光重貴は、ガンを抱えながらも今季初出場した。彼について、メッセージを。
「まず、ガンを抱えながらも、非常に熱いプレーを見せてくれたことについては、私たちも元気づけてくれました。本当に、素晴らしい勝者のメンタリティを持っている選手だなと感じています。何ものにも打ち勝つ力を持っている。そういうことをピッチで表現してくれたのではないかと思います。私たちは健康で、好きなことをやれています。彼は問題を抱えながらもピッチに戻って来たいという気持ちを示してくれましたし、その気持ちというのは、誰にとっても見本になるものだと思います」

(取材・文 河合拓)

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