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[Fリーグ]町田vs名古屋 試合後の名古屋ビクトル監督、吉川主将コメント

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[7.6 Fリーグ2014/15第3節 町田6-2名古屋 町田市総合]

 Fリーグは6日に第3節を各地で行い、町田市総合体育館では、ペスカドーラ町田名古屋オーシャンズが対戦。町田が6-2で勝利し、Fリーグ8年目にして初めて名古屋から白星を挙げた。今季初黒星を喫した名古屋のビクトル・アコスタ監督は「今日の試合に関しては、40回シュートを打っても、入らないのかなと、今、振り返っても思える試合」と、『名古屋の日』ではなかっただけで、自分たちのやってきたことを続けることが重要だと強調した。

 以下、試合後の名古屋ビクトル監督、吉川主将のコメント

●ビクトル・アコスタ監督
―試合の感想を?
「今日の試合に関しては、とてもタフなゲームでした。こういう競技の中では、良い日もあれば、悪い日もあると思います。私たちは、ボールポゼッションの面では、非常に高くキープできていたと思いますし、その中でチャンスもつくれていました。内容的には悪くはなかったのですが、やはり町田は非常にタイミング良く点を取り、私たちの流れをつくらせなかった。また、今日の試合に関しては、40回シュートを打っても、入らないのかなと、今、振り返っても思える試合です。今日のMVPは、相手のGKイゴールでしたが、私たちのシュートを防いでいました。残念ながら、こういう日もあるのかなという試合だったと思います。こういう試合を薬にして、また次に、いろんな部分を学んで次の試合に切り替えていきたいと思います」

―オーシャン杯、プレシーズンマッチで、町田との試合は今季3試合目。苦戦が続いているがやりづらさは感じている?
「各チーム、どの試合に関しても、その試合に向けた作戦があると思います。その中で、私たちは、常に意識して、取り組んでいるのが、アグレッシブで攻撃的なフットサルです。それに対して町田は、守備を固めて、カウンターを狙うチームです。やはり私たちが攻撃をしても、ゴールに入らないと、苦戦するゲームになってしまいますし、町田戦はそういうゲームが続いています。今後、町田と戦うときは、私たちから戦い方を変えて行かないといけないかもしれません。今日の失点の仕方は、イゴールからのロングボールでした。相手はカウンターからの1チャンスを狙っていて、GKに賭けている部分もあったと思います。どこを相手が狙っていたのかを、次に対戦するときにはゲームの中で考える必要があるかなと思いました。失点の仕方としては、ロングボールであったり、セットプレーからの失点でした。私たちのDFが整っている状態で、崩されて失点をしたわけではありません。相手が何を狙っているのか。相手の様子をもう少し見て、戦ってもいいのかなと思います。逆に、私たちの良さである攻撃的なフットサルは、失くしたくない部分もあります。今後は、その両方を考えて、対応していかないといけないと思っています」

●FP吉川智貴主将
―試合の感想を?
「負けはしましたが、そんなに悪いゲームではなかったかなと思います。リーグの中で、負けるときもあるのかなと思いますし、切り替えて、次のゲームに臨むことが大事だと思います。この負けでチームがバラバラになるのではなくて、同じ方向を向いてやることが一番大事だと思います。本当に、切り替えて、次の試合に向けて、良い準備をしたいなと思います」

―3点差になった場面は焦りがあったのか?
「特に焦りはなかったかなと思います。3点差ありましたけど、1点ずつしか返せません。ああいうパワープレーでも、そういう冷静さが大事になるのかなと、自分自身は思っています。パワープレーは悪くはなかったと思いますし、ゴールに結びつきませんでしたが、崩しの部分、つなぎの部分っていうのは、非常に良かったんじゃないかなと思っています。そこは続けて行きたいかなと思います。それまでにパワープレーにもっていかないように、自分たちがパワープレーのディフェンスができるように、それまでのゲームの展開を、もう少し突きつめていかないといけないかなと思っています」

(取材・文 河合拓)

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