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【F1試合結果&順位】首位・名古屋は横浜に完封勝利。伝統の“境川決戦”は9ゴールが生まれる乱打戦に!

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 1月15日から17日にかけてFリーグ2020-2021 ディビジョン1の試合が各会場で5試合行われた。

※今シーズンから前半・後半の表記は前半=第1ピリオド、後半=第2ピリオドがFリーグで使用する正式表記となります。

スペイン人コンビが活躍した北九州は8位に浮上

 5試合で29ゴールが生まれた先週末のF1リーグ。今回も、アベマFリーグダイジェスト( https://youtu.be/91biejYU44M )では元日本代表・稲葉洸太郎氏がセレクトするトップ5ゴールの選出とスーパープレーの解説が行われた。まず第5位はエスポラーダ北海道vsボルクバレット北九州の試合で生まれた北九州・花嶋悠のゴール。

 ピヴォの清水誠也が相手陣内の深い位置で相手選手を背負いながらボールをキープし、反転したと同時に花嶋がゴール前へと走る。反転した清水からゴール前へ蹴られたパスは花嶋の前へ渡り見事得点に結びついた。このゴールで北九州は3-2と勝ち越し。勝利を収めて8位へ浮上した。

 次に4位は湘南ベルマーレの本田真琉虎洲がペスカドーラ町田戦の第1ピリオド2分に決めたゴール。ロドリゴから前線の本田へ長めのパスが送られると相手DF1人とGKが寄せてシュートコースを消されてしまう。しかし少し下がって打つことで自分の間合いを作り決めて見せた。

 第3位はバサジィ大分のGK・矢澤大夢の超ロングシュート。パワープレー返しでのゴールではあるが、矢澤から蹴られたボールは天井にぶつかりそうなくらいの高い弧を描き、相手ゴールへと吸い込まれていった。大分はこの得点を含む大量7ゴールで立川・府中アスレティックFCに勝利。首位の名古屋オーシャンズを追うためにも勝ち点3を獲得した。

 そして第2位は町田の室田祐希。開始1分4秒に前線からのプレスでボールを奪い、最後はループで相手GKの肩口を抜いて決めた。この直後には第4位の湘南・本田の得点が生まれるなどの乱打線になり、最終スコアは5-4。伝統の“境川決戦”はホームの町田が勝利した。

 第1位は大分の森洸。相手選手のシュートの跳ね返りからカウンターが始まり、183cmと長身の森が高くバウンドするボールを胸トラップし、長い足で浮いたボールをボレーで蹴り、ネットを揺らした。稲葉氏も「身長の高さ、リーチの長さを存分に生かした」と解説した。

 最後に、スーパープレー解説のコーナー「イナバ・ウワァー」では北九州のチャオ・パルメイロ・クリスチャンの得点が選ばれた。ウーゴ・サンチェスから出されたクリスチャンの利き足である右に置くようなパスからダイレクトでシュートを決めた。絶妙なパスの強さ、場所、スペイン人コンビによる計算された素晴らしいゴールと絶賛した。

 先週末、首位の名古屋はY.S.C.C.横浜にタイ代表・スパウットの来日後初ゴールを含む4-0で完封勝利。勝ち点を42に伸ばし名古屋より2試合消化試合の多い2位の大分との勝ち点差を7に広げた。リーグ終盤戦にかけて優勝争いがどんな決着を迎えるかも注目ポイントの一つだ。

試合結果は以下のとおり。

■試合結果
Y.S.C.C.横浜 0-4 名古屋オーシャンズ
バサジィ大分 7-2 立川・府中アスレティックFC
ボアルース長野 3-4 バルドラール浦安
エスポラーダ北海道 2-3 ボルクバレット北九州
ペスカドーラ町田 5-4 湘南ベルマーレ

■順位表

※SAL編集部作成

■次週試合日程
1月20日(水)
ペスカドーラ町田 16:30 シュライカー大阪
ボアルース長野 19:00 名古屋オーシャンズ
1月23日(土)
ボルクバレット北九州 13:00 シュライカー大阪
湘南ベルマーレ 15:00 フウガドールすみだ
立川・府中アスレティックFC 17:00 Y.S.C.C.横浜

※ABEMA 1月の放送予定はこちら

(記事提供:SAL)

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