Fリーグの湘南ベルマーレは、元日本代表FPの相根澄氏が来シーズンの監督に就任したことを発表した。相根氏は、選手としてフットサルのイタリア・セリエAで初めてプレーし、日本代表としても長らく活躍した。昨シーズンはステラミーゴいわて花巻の指揮を執っていた。

以下、クラブ発表のプロフィール及びコメント

相根 澄
(サガネ キヨシ)
生年月日:1973年10月4日
出身地:京都府綾部市
◆選手歴
サッカー歴=紫光クラブ→神奈川教員→ヴァンフォーレ甲府→九曜クラブ
フットサル歴=アズール→カスカヴェウ(現・町田)→チャンピーノ(イタリア・セリエA)→ラツィオ(イタリア・セリエA)→カスカヴェウ→プレデター(現・浦安)→町田※2008年現役引退
元フットサル日本代表

◆指導者歴
2011年　ステラミーゴいわて花巻監督

◆コメント
今シーズン、湘南ベルマーレフットサルクラブの監督を務めさせてもらいます、相根澄です。Fリーグ唯一のJリーグチームと同じ名前を持つクラブで指揮を取る意味を理解し、その名前に恥じないチーム作りを心掛けたいと思っております。キーワードは「逃げない」です。人は、辛い時、苦しい時、嫌な事が起こってしまった時、そこから逃げ出したくなる気持ちが強くなります。そんな時こそ、逃げずに戦える事が、チームにとっても、選手にとっても重要です。チームには沢山の素晴らしい選手がいます。中には世界を経験した選手もおりますし、その経験は簡単に得られるものではありません。特に勝利するために必要なメンタリティ-、これは他では絶対に学ぶことが出来ません。その経験を軸にして、若手との融合が鍵になると考えております。
そしてもう一つ、昨シーズン私は被災地である岩手県に住んでおりました。東北、そして被災地では、我々の年齢の4分の1にも満たない子が、目の前の状況から逃げずに戦っています。その東北からも、我々の事を応援して下さっている仲間が沢山います。
この2つの責任をパワーに変え、1試合でも多くファン、サポーター、スポンサーの皆様、地元の方々と一緒に勝利を分かち合えるように、全力で頑張ります。ぜひ、熱い応援をよろしくお願いします。