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徳島科技高にまた“4強徳島北の壁”…「来年は優勝を狙えるようなチームに」

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[11.2 高校選手権徳島県予選準決勝 徳島科学技術1-4徳島北 入田M]

 徳島科学技術高の前にまたも徳島北高が立ちはだかった。両校は2年前、そして5年前の準決勝でも激突。3度目の正直を狙った科技高だったが、またも壁に跳ね返されてしまった。

 徳島県リーグでの対戦では1勝1分。しかしインターハイ予選では敗れるなど、ここ一番の勝負弱さが課題だった。そしてこの日は開始4分で失点するなど、前半だけで3失点。終盤に獲得したPKで一矢報いるのがやっとという完敗だった。

 PKで得点したMF渡辺健斗(3年)は「ずっとマークがついていたけど、その中でも仕事をしようと思っていたのですが…」と唇を噛む。

 この悔しさは来年以降に晴らしてほしい。背番号10は「警戒していたセットプレーでやられてしまったり、カウンターのクリアの処理も中途半端で、そこから失点してしまった。来年は改善して、優勝を狙えるようなチームになっていってほしいです」と後輩たちに思いを託していた。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

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