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得点王候補の一人、昌平の2年生FW小見洋太「得点王を目指して、優勝を目指してやっていきたい」

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得点王候補の一人、昌平高FW小見洋太

 第98回全国高校サッカー選手権は1月2日に2回戦が行われる。ともに激戦区の埼玉県予選と大阪府予選で特長の技術力などを発揮して優勝した昌平高(埼玉)と興國高(大阪)との一戦は注目カード。昌平のFW小見洋太(2年)は、埼玉県予選のV候補対決となった準々決勝・正智深谷高戦で1試合4得点を記録するなど、鋭い抜け出しと強烈なシュートでゴールを連発する注目FWだ。得点王争いに食い込む可能性も十分の2年生ストライカーが、選手権への意気込みなどを語った。

―間もなく選手権が開幕する。
「対戦相手も含めて凄く楽しみな部分がありますし、『やらなきゃな』という自覚と責任もはっきりと感じられるようになってきています」

―昌平の組み合わせは“死のブロック”に。
「県予選でも本当に厳しいブロックに入っていて、一戦一戦成長して優勝できたので、全国大会でも一戦一戦するごとに成長して、優勝まで行きたい」

―正智深谷戦はインパクトを残す試合だったが、予選を振り返ると。
「正智(深谷)戦は本当に撃てば入るという感じでした、。その後の2試合は点を決めることはできなかったんですけれども、アシストという形で得点に絡むことができたので、全国大会でもチームの勝利を第一に考えて自分が得点に絡むプレーを増やしていきたい」

―どのようなプレーを見てもらいたい?
「自分の持ち味は動き出しだと思うので、そう動き出すことで得点も狙いつつ、須藤(直輝)とか、周りの選手も活かせるように頑張っていきたい」

―トレーニングを見ても常に相手の急所を狙っている印象。
「自然に習慣化されていて今、自然にできるようになっています」

―10回動いて1回、2回で決めるような感覚。
「ボールが欲しいという思いがありますけれども、来なかった時に動き直したりしてチャンスが生まれることがあると思うので、意識してやっています」

―去年は尚志の染野君が2年生でブレイクして、今年は小見君が2年生FWの注目株。
「染野選手は今年出れないと聞いて、自分の中では得点王争いとかしたいなという気持ちがあったんですけれども、彼が出れないという中で自分が彼の分までという訳ではないですけれども得点王を目指して、優勝を目指してやっていきたい」

―埼玉の代表校が埼スタでの決勝へ。
「地元の埼玉で、このチームで優勝できるように、一戦一戦しっかり戦っていきたいです」

―対戦したいチーム。
「やっぱり青森山田とやりたいというのがあります」

―スカウトや代表スタッフ、色々な人に見てもらう大会に。
「須藤が代表に行っているのも凄く刺激になりますし、自分もそういうところを目指してやっていかないといけないなというのがあるので、そこは意識し過ぎないで、でも意識してやっていきたいです」

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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