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前回大会は活躍も無得点。昌平の新潟内定FW小見「まずは初戦から自分の1点目を狙っていきたい」

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得点王候補、昌平高の新潟内定FW小見洋太

 まずは1点。昌平高の新潟内定FW小見洋太(3年)はゴール量産へ向けて、まず1点を全力で目指す。

 前回大会は質の高い動き出しや細かなテクニック、そして献身的な守備を高く評価された。大会優秀選手に選出され、その後、U-18日本代表、日本高校選抜も経験。だが、前回大会は無得点に終わった悔しい大会でもあった。

 チャンスはあったが、決めきる力がなかった。準々決勝で惜敗したチームに足りなかったのは自分のゴール。エースストライカーはその悔しさを忘れていない。この1年、貪欲にシュート練習を続けてきた。

 また、香川真司や冨安健洋のパーソナルトレーナーでもある神田泰裕氏がフィジカルコーチとして今年5月から昌平をサポート。そのトレーニングの影響で尻周りが大きくなり、スピードも速くなったと実感している。

 優勝候補の一角、個人としても注目選手として迎える選手権。小見は「必ずチャンスは巡ってくると思うので、そこでいかに自分とか前線の選手が決めきれるかが鍵になってくると思う。しっかり練習して、少ないチャンスで決めきる力をつけていきたい。やっぱり1点目行ければ波に乗っていけると思うので、まずは初戦から自分の1点目を狙っていきたいと思っています」。まずは勝利と自身の選手権ファーストゴール。今大会の目標とする得点数を「7」に設定した得点王候補が、31日の1回戦で堅守・高川学園高のゴールを破る。

(取材・文 吉田太郎)
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