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帝京長岡が2年連続4強入り!! FW葛岡&MF上野が2戦連発で市立船橋撃破!!

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帝京長岡高が2年連続のベスト4進出

[1.5 全国高校選手権準々決勝 市立船橋高1-2帝京長岡高 フクアリ]

 第99回全国高校サッカー選手権準々決勝が行われ、フクダ電子アリーナの第2試合では2年連続23回目の出場となる市立船橋高(千葉)と3年連続8回目の出場となる帝京長岡高(新潟)が対戦。前半26分に先制した帝京長岡が同30分に加点してリードを広げると、市立船橋の反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収めた。2年連続でベスト4進出を決めた帝京長岡は、9日の準決勝で山梨学院高(山梨)と対戦する

 立ち上がりから素早いパス回しでゴールに迫る帝京長岡は前半11分、右サイドから打ち込まれたパスをFW葛岡孝大(3年)が落とし、FW酒匂駿太(3年)がフィニッシュに持ち込むも、シュートはゴール右に。一方の市立船橋は同13分、後方からのパスで左サイドを駆け上がったDF木内拓海(3年)が左足で狙ったシュートはGK佐藤安悟(1年)に阻まれてしまった。

 すると、前半26分に帝京長岡が試合を動かす。敵陣でのボールカットを成功させると、ドリブルで運んだMF上野一心(3年)のスルーパスを受けた葛岡がゴールを陥れ、スコアを1-0とした。さらに同30分には酒匂とのワンツーで、左サイドからPA内に走り込んだDF佐々木奈琉(2年)の折り返しを上野が右足で合わせてネットを揺らし、帝京長岡がリードを2点差に広げた。

 2点のビハインドを背負った市立船橋ベンチが前半32分に動き、MF井原充葵(3年)に代えてFW松本海槻(3年)をピッチへと送り込んだ。

 2-0と帝京長岡がリードしたまま後半を迎えると、同4分に市立船橋がゴールに迫る。しかし、FW加藤想音(3年)、MF八木智哉(3年)とつないだボールから放った松本のシュートはゴールマウスを捉え切れず。同16分にはMF川上航立(3年)のパスから右サイドを駆け上がった葛岡のグラウンダーのクロスを酒匂が蹴り込むが、これはオフサイドの判定に取り消されてしまった。

 まずは1点を返そうとする市立船橋は後半20分、松本のパスを受けた加藤の右足シュートがゴールを襲うが、佐藤に阻まれてしまう。後半アディショナルタイムに松本のゴールで市立船橋が1点差に詰め寄ったものの、同点ゴールは生まれず。逃げ切った帝京長岡が2-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
●【特設】高校選手権2020

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