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[MOM4503]仙台育英DF渡邊留唯(2年)_今予選チーム内得点王に輝く、ゴールも狙えるSBが決勝でも大仕事!!

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先制ゴールを決め喜ぶ仙台育英高DF渡邊留唯(2年、2番)。クロスを上げた後ゴール前に進入し、こぼれ球を押し込んだ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.5 選手権宮城県予選決勝 東北学院高0-1仙台育英高 ユアテックスタジアム仙台]

 決勝点となる先制点を挙げ、選手権宮城県予選では3得点でチーム内得点王となった仙台育英高DF渡邊留唯(2年)。宮城県の県北地域で活動するFCオークス出身。「登米市南方の子なのですが、県内にもこういう優秀な選手がいるとは」と城福敬監督も驚いたという。

「両サイドバックができて、ヘディングもできます」と城福監督は活動量豊富で身体能力が高い部分も大きく評価している。「自分の長所は運動量で、ゴール前まで入ってシュートまで行くことができます。チャンスがあればゴールを決めたいですね」と渡邊自身も語るように、サイドバックながらゴールも狙えることが最大の魅力だ。

 仙台育英で練習する中で意識していることは「育英は強度の高さが長所です。普段の走りや、ボールを使いながらでも強度を上げる練習を行っています。練習から真剣に取り組むことで、もう一歩前に行くことができたり、逆に戻れたりすることができます」と語り、日々の練習に精力的に取り組む中で、プレー強度や走力を上げてきたという。

「夏、悔しい思いをして(インターハイ予選ベスト8敗退)、監督、コーチが『絶対に勝とう』ときついトレーニングを行ってきました。全力で練習に取り組んだ成果が試合で出ました」とインターハイ予選敗退後、厳しさを増した練習にも耐えきったことで、活躍できるようになってきた。

 選手権に向けては「個人としては選手権のピッチは夢だったので、全力でプレーしたいです。チームとしては悔いが残らないように一つ一つ戦いたい」と語る。点の取れるサイドバックは、全国の強豪相手にも脅威となるだろう。

(取材・文 小林健志)
●第102回全国高校サッカー選手権特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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