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[選手権ヒーローたちのことば_12]市立西宮DF帷智行「僕たちが達成できなかった国立のピッチに」

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 第90回全国高校サッカー選手権で活躍し、日本高校選抜候補に選出された選手権のヒーローたちに選手権の感想や高校選抜入りへの思い、2012年の目標などをアンケートで綴ってもらった「選手権ヒーローたちのことば」。第12回は初出場の公立校ながら全国8強まで躍進を遂げた市立西宮(兵庫)のリーダー、DF帷智行主将(3年)です。

1.高校サッカー選手権を振り返って(個人、チーム)
「試合前に体調をこわしてしまい、初戦と3回戦は自分が思っているようなプレーができませんでした。チームとしては初戦に優勝候補の山梨学院に勝ったことで勢いに乗ることができ、ベスト8までいくことができました。しかし準々決勝の大分高校戦は2点先行したことにより、甘い気持ちが出てしまい、プレーが軽くなって逆転負けをしてしまいました」

2.日本高校選抜メンバー入りへ向けた意気込み
「高校選抜に入り、ヨーロッパ遠征で海外の高いレベルを知ることは、自分の将来にとっても貴重な経験になると思うので参加したいです。今回の合宿は全国から上手な選手が集まっている中、自分の特長を試合で出すのに苦労しました」

3.2012年、自分の注目してほしいところ
「目標は(大学で)Aチームに入り、少しでも多くの出場機会を得ることです。僕は1対1の守備とカバーリングに自信を持っています」

4.2012年の進路先チームの注目してほしいところと後輩へのメッセージ
「(進学先未定。後輩へのメッセージは)これからは全国ベスト8のチームとして周りからも注目されると思うので、その中で自らのプレッシャーに打ち勝ち、僕たちが達成できなかった国立のピッチに立ってほしい」

5.目標とする選手と将来の目標
「将来の目標はサッカーの指導者になることです。目標とする選手はバルセロナのピケです。理由は1対1の守備が強くてロングフィードやテクニックもある。自分の理想的な選手だからです」

※協力:日本高校選抜チーム。アンケートは2月12、13日に実施

(構成 吉田太郎)

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