[12.24 大学選手権準決勝 早稲田大 5-0 鹿屋体育大 味フィ西]

　第61回全日本大学選手権大会は24日、味の素フィールド西が丘で準決勝を行い、福岡大(九州1)と早稲田大(関東3)がそれぞれ決勝進出を決めた。決勝は来年1月6日に国立競技場で行われる。

　第2試合は一歩的な展開となった。早稲田大は前半32分にMF白井豪(4年=三鷹高)の3試合連続ゴールで先制。後半に入って5分にMF島田譲(4年=鹿島ユース、ファジアーノ岡山入団内定)のゴールで追加点を挙げると、3分後にもFW榎本大希(3年=横浜FMユース)がゴールを突き刺し、リードを広げる。止まらない早稲田は同28分にもMF近藤洋史(2年=名古屋U18)がゴール。同30分にはエースのFW富山貴光(4年=矢板中央高、大宮アルディージャ入団内定)も得点し、大勝に花を添えた。

　準々決勝で前年度覇者の専修大を破った鹿屋体育大だったが、無念の完封負け。5-0で勝利した早稲田大が、優勝した第56回大会以来、5大会ぶりの決勝進出を決めた。

(取材・文　児玉幸洋)

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