beacon

A代表合流の清武、U-23も気になる?「宇佐美はすごくよかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加
 6月のW杯アジア最終予選3連戦に向け、埼玉合宿中の日本代表は27日、海外組が浦和ユースと練習試合(30分ハーフ)を行い、前日26日にJリーグを終えた国内組10人も合流した。国内組はこの日、クールダウン中心の軽めの調整だったが、MF清武弘嗣(C大阪)は「いい雰囲気でやれていると思う。しっかり練習していきたい」と、6月3日のオマーン戦(埼玉)へ表情を引き締めた。

 同世代のU-23日本代表はフランスでトゥーロン国際大会に出場している。清武、DF酒井宏樹、GK権田修一らはA代表に招集されたため不参加となったが、ロンドン五輪を直前に控えた“チームメイト”の戦いぶりは気になる様子。「オランダ戦も見たけど、いい戦いができていたと思う。今日のエジプト戦もいい戦いができれば」と、準決勝進出を懸けたエジプト戦に臨む仲間にエールを送った。

 25日のオランダ戦ではMF宇佐美貴史(バイエルン)が右サイドで先発。清武ともポジションを争うライバルだが、「ウサ(宇佐美)はすごくよかったと思う」と称賛。「向こうもいい選手がいっぱいいるけど、今はしっかり(最終予選の)3試合に臨みたい。去年みたいな役割が期待されていると思うし、得点にこだわってやりたい。チームのためにやれれば」と、A代表の一員として目前に迫ったW杯アジア最終予選に集中していた。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
ブラジルW杯アジア最終予選特集

TOP