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ホンジュラス戦の必勝誓う関塚監督「タフな試合になるが、勝つつもり」

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 ロンドン五輪を戦っているU-23日本代表は8月1日、グループ最終戦となるホンジュラス戦を戦う。グループ1位、2位突破のかかる大事な一戦。JFAの公式サイトに30日に行われた記者会見のコメントが掲載され、関塚隆監督は「グループ1位、2位を決定する試合なのでタフになる。やるからには勝つつもりで挑んでいる」と気合を込めている。

 2連勝で3大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めたU-23日本代表。ホンジュラス戦でたとえ負けても次のステージに進むことは決まっている。だがもし2位通過となれば準々決勝ではブラジルとの対戦が濃厚となっており、是が非でも1位で予選を突破したいところだ。

 また第1戦のスペイン戦から中2日で試合が続くため、出場メンバーもカギを握るが、関塚監督は「トレーニングを通じて最終的にメンバーを決めたい。そのときどきのベストメンバーで戦う総力戦になる」と気合を込める。

 会見に同席したキャプテンのDF吉田麻也も「全勝すればチームに勢いがつく。メダルに向かって前進できるようにチームが一丸となってがんばりたい」と意気込む。「失点をしていないことに満足している。継続していきたい」と今大会出場チームで唯一2試合連続無失点のチームに自信を見せた。

「5大会連続で五輪に出場してきている積み重ねが、今大会につながるように、しっかりと勝ち抜く準備をしていきたい」(関塚監督)

 前評判の低かった関塚ジャパン。だが今は低評価を口にするものは誰もいない。若き侍が近代サッカー発祥の地で成長を続ける。


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