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[フットサルW杯]日本代表入りを期待されるカズ、組み合わせ決定も「今は何も考えていない」

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 フットサルW杯の組み合わせ抽選会が24日に行われ、3大会連続でW杯に出場するフットサル日本代表は、ブラジル、リビア、ポルトガルと同じグループCに入った。ミゲル・ロドリゴ日本代表監督が招集を熱望している横浜FCのFW三浦知良は、「リビア、ポルトガルに関してはほとんど知らないし、ブラジルに関しても本当に試合を見てというところまでは知らないので。ただ強いということは知っていますけど、チラチラっと見ただけで、今はどういうチームかとかも全くわかりませんし、今は(フットサルについて)何も考えていません」と語った。

 フットサルW杯は11月1日に開幕し、日本代表はグループリーグの最終戦を7日(リビア戦)に戦い、決勝は18日に行われる。一方、横浜FCの所属するJ2は11月11日に最終節を行い、3位から6位に入ればJ1昇格プレーオフ(準決勝が18日、決勝が23日)を戦う。日程が重なってしまうのだが、横浜FCの北川浩史社長はカズのW杯出場について「チームにとって貴重な戦力だが、本人の意思次第」と容認する姿勢を見せている。では、カズ自身はフットサルW杯の出場に、どのような気持ちでいるのか。

「(ミゲル・ロドリゴ)監督とかに話をして、自分に対してどういう風に思っているかを聞いてみないと分からないですね。(Fリーグに参戦した)1月にちょこっと話はしましたけど、そのときは試合後だったので、立ち話程度でした。はっきりと監督から聞かないと、僕からは何も言えない。あとは協会がどういう体制で受け入れてくれるのか。僕が出たいというよりも、受け入れてくれる方がどういう風に受け入れてくれるかが大事なので」と、受け入れ態勢次第という。

 仮にフットサルW杯に出場すれば、初戦でブラジル代表と戦うことになる。三浦がブラジル代表と対峙する姿を見たいと思うファンは多いだろう。三浦は「出るか分からないですからね。出ないと話にもなりませんし、今の時点では自分がやるという想像もできません」と話し、代表に選ばれるまでは、目の前のJリーグの試合に集中することを強調した。

(取材・文 河合拓)

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