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途中出場のFW西川が追加点、「まだ次もある」

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[8.26 U-20女子W杯A組 日本4-0スイス 国立]

 後半開始から出場したFW西川明花が結果を残した。2-0の後半7分、MF田中陽子の右CKがファーサイドまで流れると、胸でトラップした西川が振り向きざまの右足ミドルをゴール左隅にねじ込んだ。「最初から打つつもりだった」という迷いのない豪快なボレーシュートで試合を決定づけた。

 1-0の後半開始からFW道上彩花に代わってピッチに入った。22日のニュージーランド戦(2-2)は2列目の右サイドに入った西川だが、この日は1トップでプレー。「勝ってはいたけど、もっと点が欲しかった。狙ったら入ったのでよかった」と笑みが広がった。

 2月に和歌山県で行われた日本女子代表(なでしこジャパン)、なでしこチャレンジ、U-20日本女子代表候補、U-17日本女子代表候補の合同キャンプで初めて代表に招集された。なでしこジャパンの選手とは「ホテルでも階が違ったのでほとんど話はできなかった」と言うが、練習試合などでは同じピッチで対戦し、さまざまなことを吸収した。「一瞬の動き出しはすごいなと。大野(忍)さんの相手の視野から消える動きがすごかった」と刺激を受け、その後の練習につなげていった。

 2大会ぶりのベスト8進出。この1点で満足するつもりはない。「まだ次もあるので。次も勝てるように、もっとがんばっていきたい」。史上初のベスト4を懸けた30日の準々決勝では韓国と対戦する。「個人的に韓国とはまだやったことがないので。負けられないし、勝ちたい」と意気込んでいた。

(取材・文 西山紘平)

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