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酒井宏は別メニュー調整

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 前日6日のUAE戦(1-0)で左足首を再び打撲し、後半34分に途中交代したDF酒井宏樹(ハノーファー)は、ただ一人、別メニュー調整に終始した。先発メンバーらがジョギングなどクールダウンを行うのとは別に、ウォーキングや片足立ちでのキャッチボールなど、リハビリメニューを行った。

「試合翌日なのであまり走っても意味がない。今日は安静にということだったので、やめました」とのことで、大事を取っての別メニュー調整だ。

 国際Aマッチ出場4試合目にして初の先発出場となったUAE戦では、右サイドから得意の高速クロスを上げてチャンスをつくったが、ハーフナー・マイクのヘディングシュートはGK正面。惜しくもアシストとはならなかった。

 後半11分に相手選手と接触した際に「(五輪で)痛めたのとほぼ同じところ」を再び打撲し、「自分的には最後までやりたかったけど」と、無念の途中交代となった。一夜明けたこの日は「昨日の試合を始めたときよりは痛いですが、多少の痛みでプレーしている選手は大勢いるので、それでやめるということはない。明日、明後日とまだ試合まで日にちがあるので、しっかり合流して準備していきたいです」と、イラク戦出場へ意欲を見せていた。

(取材・文 矢内由美子)

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