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[U-17女子W杯]8強敗退リトルなでしこ、監督「一瞬のすきを突かれた」

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 U-17W杯に参加しているU-17日本代表(リトルなでしこ)は5日、準々決勝でU-17ガーナ代表と対戦し、0-1で敗れた。グループリーグを3連勝で突破し、優勝の期待もかかっていたリトルなでしこだが、8強で姿を消すこととなった。

 試合後、吉田弘監督は「今日はガーナに一瞬のすきを突かれた。確かにグループステージで強い相手と試合が出来ればよかったかもしれない」と唇を噛んだ。さらに「今日は難しい試合になるという予想はできていた。ちょっとしたミスから1点を取られ、同点ゴールを決めきれなかったのが残念。そして、試合に敗れたことはもっと残念だ」と無念の表情を浮かべた。

 圧倒的な攻撃力で勝ち上がっていたリトルなでしこだったが、この日は攻めあぐねた。逆に後半8分、今大会初の失点を喫し、初めてリードを奪われる展開に。動揺したわけではないが、焦りからかその後、得点を奪い返すことは出来なかった。

 試合終了と同時に選手たちはピッチに座り込み、号泣した。FW増矢理花は「自分たちが守備から入ってしまい、攻撃の枚数が少なく消極的になってしまった。もっと積極的にプレーすればよかった」と反省を口にする。ただ、「冷静にプレーすればもっと自分たちが出来ることもあったのではないかと感じる」と手ごたえも感じた大会だったことも事実だ。

「負けた瞬間に次は絶対に勝とうと思ったし、今まで以上にもっと上を目指していきたい」

 この悔しさをバネにすることを、未来のなでしこたちは誓っている。

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