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コンフェデ杯組み合わせにザック 「率直な感想はタフなグループ」

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 来年6月にブラジルで開催されるコンフェデレーションズ杯の組み合わせが決まり、日本はブラジル、メキシコ、イタリアと同じA組に入った。組み合わせ抽選会に出席したアルベルト・ザッケローニ監督は「率直な感想はタフなグループに入ったと思う」とコメント。強敵ぞろいだが、ビッグチームと真剣勝負ができる貴重な機会でもある。「サポーターの皆さんもこの大会を非常に楽しみにしてくれているのではないか。大会まで約半年あるのでしっかりと準備をしていきたい」と誓った。

「日本代表は非常にいいチームなので、こういった相手でもいい戦いができると思っている」。そう語る指揮官は10月の欧州遠征で0-4の完敗を喫したブラジルについて「一番タレントが豊富なチームで、W杯優勝候補筆頭だと思う。コンフェデレーションズ杯も同様に優勝候補の筆頭だろう」と指摘。ブラジルとは6月15日の大会開幕戦で対戦する。

 6月19日の第2戦で対戦するイタリアはザッケローニ監督の母国。熱望した対戦が実現し、「イタリアの特筆すべき点はスペインと同様に中盤の強さ。世界でもスペインとイタリアがナンバーワンなのではないかと思う」と分析する。6月22日のグループリーグ最終戦で対戦するメキシコについては「オリンピックでの戦い方は見事で、オリンピックのメンバーがA代表に入ってくると思うので、いいチームという印象がある」と、ロンドン五輪で金メダルを獲得したU-23世代からの突き上げを警戒した。

「常に日本代表は成長を探求している。こういった強豪国を相手にするのは常に望んでいることなので、ただ試合をするのではなく、どのように渡り合えるのかを追求していきたい」。3試合で終わるつもりはない。強豪国ぞろいのグループリーグを突破し、準決勝進出を目標に“プレW杯”へ挑む。


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