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U-17代表候補MF土居、元清水FWの恩師の激励胸にアピール

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[5.21 練習試合 U-17日本代表候補2-2C大阪U-18 J-GREEN堺]

 昨年の岐阜国体少年男子の部4強へ進出した静岡県選抜で10番を背負っていたアタッカーがU-17W杯出場へアピールした。浜松開誠館高(静岡)のMF土居柊太は今回、追加招集によってU-17日本代表候補初選出。「ドリブルとゴール前でのシュート」が武器という土居は、ポゼッションスタイルのU-17代表の中で、パスワークに参加しつつ、局面をドリブルで打開するなど初の対外試合で自分の武器も披露した。

 浜松開誠館高での恩師は元清水FWの青嶋文明氏。「ビビらず自分に自信を持って、自分の特長を出してこい」と送り出され、合宿中もメールで激励を受けているというFWは「チームには1タッチ、2タッチで簡単に出すというのがある。どこで自分の武器を出すのかが課題。チームでやるべきことを自分でしっかりとやりたい」と自分の武器をチームに活かすという課題を持って取り組んでいる。

 今年の静岡を代表するアタッカーのひとりも「まだ今の力じゃ全然足りない」と自己分析。「あしたもまだ練習があるので、いろいろなことを吸収して、課題を明確にしてワールドカップに出られればいいですけど、まずは自分の足りないところをもっとできるようにしたいです」。U-17代表候補に選出されたことで目標のU-17W杯出場へ一歩近づいた。だが先を見ず、まずは己のレベルアップに全力で取り組む。

(取材・文 吉田太郎)

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