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本田、岡崎不在のブルガリア戦へ 清武「ゴール、アシストが必要」

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 日本代表FW清武弘嗣(ニュルンベルク)が30日のブルガリア戦(豊田ス)へ強い決意を見せた。6月1日に所属チームで国内カップ戦の決勝を控えるMF本田圭佑(CSKAモスクワ)、FW岡崎慎司、DF酒井高徳(ともにシュツットガルト)はW杯アジア最終予選・オーストラリア戦前日の6月3日に合流予定。2列目のポジションは本田、岡崎抜きでブルガリアと戦うことになる。

 ブルガリア戦に右サイドで先発が濃厚な清武は「チャンスだし、しっかり結果を残せるようにできれば。ゴールを意識? 自分のポジションはFWなので、そこは結果を出さないといけないと思う」と力説する。タレント豊富な2列目は熾烈なポジション争いが続いている。「ゴール、アシストは必要だと思うし、生き残るにはそういう結果を残さないといけない。自分の特長を出しつつ、チームのバランスを考えて、オーストラリア戦に向けていい試合ができれば」と、得点に絡むプレーを誓った。

 この日の練習前のミーティングでブルガリアの映像を見たという清武は「いいチームだと思う。縦に速い選手もいる。ただ、スペースはたくさんあると思うので、そういうスペースを見逃さずに突いていければ、日本らしいサッカーを出せると思う」とイメージを膨らませた。ブンデスリーガのラスト2試合は右ふくらはぎ打撲の影響で欠場したが、「いい練習ができていると思う」と不安はない。コンフェデレーションズ杯まで約1か月続く代表での活動。「自分をもっとアピールしないといけないし、存在感を示せるようにやっていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

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