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豪州戦は考えない遠藤、「今はブルガリア戦に集中している」

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 30日のブルガリア戦(豊田ス)を皮切りにW杯アジア最終予選、コンフェデレーションズ杯と約1か月続く代表シリーズを前に日本代表MF遠藤保仁(G大阪)はいつもどおりに平常心を貫いた。

 ブルガリア戦は6月4日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)に向けた重要なテストマッチ。勝って弾みを付けたい試合であるのは間違いないが、ブルガリアの印象について「映像は昨日見た。しっかり守って、カウンターが得意なチーム。ハードワークするし、そう簡単にはいかない試合だと思う」と警戒する。

 そのうえで「仮想オーストラリアというより、自分たちのやりたいことができるかだと思う。オーストラリア戦のことはあまり考えていないというか、今はブルガリア戦に集中している」と淡々と語った。

 所属するG大阪では26日のJ2愛媛戦にフル出場し、翌27日から代表合宿に合流。J1組が中1日空いたのに対し、休む間もなくブルガリア戦に向けて調整してきた。「普通ですよ。練習もめちゃくちゃきついわけじゃないですし、(愛媛戦から)中3日空いているので」。歴代最多の国際Aマッチ通算127試合に出場しているチーム最年長の33歳は「W杯まで残り1年しかない。より強力なチームにしていかないといけない」と力を込めていた。

(取材・文 西山紘平)

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