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開始3分に無回転FKで失点…川島「自分の責任」

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[5.30 キリンチャレンジ杯 日本0-2ブルガリア 豊田ス]

 悔やんでも悔やみ切れなかった。試合開始早々の前半3分に失点。MFマノレフのブレ球FKに逆を突かれたGK川島永嗣は懸命に腕を伸ばしたが、ボールは手を弾いてゴールネットを揺らした。

「無回転だったし、難しいボールではあったけど、止めないといけなかった。次の試合に向けてもそうだし、3-4-3のチャレンジのためにも、開始直後にああいう形で失点したのは自分の責任だし、チャレンジを難しくしてしまった」

 立ち上がりのゴールによってブルガリアは落ち着いて守備ブロックを形成し、リスクを冒さず、1-0のまま巧みな試合運びを見せた。それが、不慣れな3-4-3で戦う攻撃陣をさらに困難にさせたことを悔やんだ。「(キッカーの助走の)入り方で無回転を蹴ってくるのは分かった」という。だからこそ「(無回転のボールが)どこに行くか分からない分、自分が(シュートコースの)ラインに入っていないといけなかった」と唇をかんだ。

(取材・文 西山紘平)

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