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AKB48指原と同郷の清武&西川「大分の誇り!」

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 日本代表は8日、W杯最終予選のイラク戦(11日)に向けてカタールのドーハで練習を行った。練習は約1時間半に渡って行われ、MF清武弘嗣は「みっちりやりました」と充実の表情で振り返った。この日、清武はブンデスリーガの公式HPで、2012-13シーズンに「得点につながったセットプレー」の最多選手に輝いたことが発表された。だが、代表に集中しているためなのか清武は「別に。(代表では)キッカーじゃないので。特に何とも思わないです」と、そっけなかった。

 それでも話題がAKB48の総選挙になると「見ましたよ。すごいっすね」と、同じ大分出身で見事に1位となった指原莉乃に刺激を受けたことを明かした。「周ちゃん(西川周作)も頑張ると思います。同じ大分県民なので。いろいろあって頑張っていると思いますし、オレも頑張ります」。

 清武と一緒にインターネット中継に釘付けになっていたというGK西川周作は「ドキドキしましたね。3位が発表された時点で、あと一人呼ばれたらはっきりするじゃないですか。キヨと一緒にドキドキしながら見ていました」と、笑顔で振り返り「本当に大分の誇りというか、僕たちも頑張らないといけないなと刺激をもらいました。出身地が一緒ということで、すごい親近感が沸いていたので」と、自分のことのように喜んだ。

 この日、公開されていた時間帯は2列目のサイドでプレーしていた清武。ポジションとしてはやはりサイドが生きるのか?と聞かれると「まぁ、どこのポジションでもしっかりやらないといけないと思います」と、所属するニュルンベルクでも何度かプレーしたセンター(トップ下)も含め、与えられたポジションで全力を尽くすことを誓った。

 一方の西川も「今日は昨日に比べてラクになった」と、酷暑に順応しつつあると言い、イラク戦に向けては「(出場するかは)わからないですね。でも、常に良い準備を心がけてやりたいので、いつもどおり良い準備をしてやっていきたいと思います」と、コメントしている。

 同郷出身のタレントに良い刺激を受け、ピッチ内でも良い感触をつかんでいる2人。イラク戦に出場すれば、何かをやってくれそうだ。
(取材・文 河合拓)

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