beacon

[グランプリ・デ・フットサル]グループステージ連敗の日本は順位決定戦へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
 第8回グランプリ・デ・フットサルは23日に第2戦を行い、フットサル日本代表はイラン代表と対戦した。初戦でブラジルに2-7で敗れていた日本は、準決勝進出の2位に入るためにも負けられない一戦だったが、1-3で敗れて順位決定戦に進むこととなった。

 前半3分にFP滝田学のオウンゴールで失点した日本は、同18分にもカウンターからイランに追加点を与えてしまう。後半は得点が動かないままに10分が経過。日本はFP小曽戸允哉をGKとしたパワープレーに出るが、逆に無人のゴールに1点を決められてしまう。3失点目の20秒後にFP村上哲哉が意地のゴールを決めるが、時すでに遅し。日本は1-3で敗れ、同グループのブラジル、イランが、それぞれ勝ち点を4以上としたため、2試合を終えた段階で準決勝に進めないこととなった。

 以下、JFA発表の試合後の監督、選手コメント

●ミゲル・ロドリゴ
「前半は内容的に攻守いずれにおいても互角ながら、日本はシュートが少なく、イランは限られた決定機を着実に仕留めたことでリードを許すことになりました。後半立ち上がりからしばらくはイランの攻勢が続き、支配されましたがGK関口選手の好守もあって持ちこたえました。それ以降、パワープレーを使っての攻撃、ボールを失ってからの守備が機能して攻勢をかけることになりましたが、イランの巧みな守備に阻まれ、結果的には支配にふさわしい数の決定機を創り出せませんでした。結論としてはやはりフィニッシュの頻度と精度の課題を再び見つめ直すべきということでしょう。この遠征の大テーマである経験と成長、洗練を忘れずに、明日以降も一試合ずつ改善を重ねて勝利を目指したいと思います」

●滝田学(ペスカドーラ町田)
「全員で勝利を信じて挑んだ試合でしたが、良い結果を報告できず残念です。グループステージ突破という最大の目的は果たせませんでした。情けない気持ちも沢山ありますが、もう一度日の丸を胸に、明日のアルゼンチン戦には日本代表として、日本人として誇りを持って戦います。勝つことで得られる何かを勝ち取って日本に帰れるよう頑張ります」

●逸見勝利ラファエル(SLベンフィカ)
「今日も残念ながら勝つことができませんでした。それでも今日の試合での改善点を教訓に、明日はグループステージ最終戦、アルゼンチンに勝つことをめざして頑張ります」

TOP