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先発起用に1G1Aで応えたFW柿谷「勝ててよかった」

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[11.19 国際親善試合 日本3-2ベルギー ブリュッセル]

 日本代表は19日、アウェーでベルギー代表と国際親善試合を行い、3-2で勝利した。3日前に行われたオランダ戦では決定機を生かせずに、悔しさを口にしたFW柿谷曜一朗だったが、先発出場したこの日は1点を追う前半38分、DF酒井宏樹からのクロスをヘッドでゴールに流し込んだ。さらに日本はMF本田圭佑のゴールで逆転する。そして後半18分にも柿谷は、MF長谷部誠からのパスを受けると、絶妙なループパスでMF岡崎慎司の追加点をアシスト。このプレーの直後にFW大迫勇也と交代した柿谷だったが、1得点1アシストと結果を出し、先発起用したアルベルト・ザッケローニ監督に応えた。

 試合の感想を問われ、短く「本当に勝ててよかったです」と答えた柿谷。とにかく勝利することだけを考えて、この試合に臨んでいたという。

 ゴールを挙げたことについて喜びながらも、更なる成長が必要という自覚を口にした。

「もちろん、今日ゴールできたことは素直に喜んでいいと思いますけど、これまで何試合も何試合も、ゴールできなくて、チームに迷惑をかけてきたので。今日、ゴールしたからと言って、すべてが良かったというわけではないので。これからしっかり結果を残せるように、努力をしていきたいです」

 自身のプレーについては、反省の言葉を並べる柿谷だが、何より欲していた勝利という結果には「ヨーロッパで、しかもこういう強い相手に勝てたことは、今後、日本にとっていいことだと思います」と、自信になると強調した。

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