フットサル日本代表は16日、2013年最後の代表活動となる千葉合宿をスタートさせた。今回の合宿で初めて日本代表に招集されたGK田中俊則(府中アスレティックFC)もフルメニューをこなした。

　前日に全選手がFリーグのゲームを戦っていたため、この日は疲労回復を目的とした軽い練習だった。しかし、ウオーミングアップを兼ねた鬼ごっこで田中は、緊張からかいきなりピッチの中央で転倒。新たなチームメイトたちの爆笑を誘っていた。

　練習後、田中は初めての日本代表活動について「楽しみたいと思います」と話した。そして、今回の合宿では「みんなと一緒に、より多くのコミュニケーションをとりたいと思います。あとは、持ち味である止めるところをアピールできたらと思います」と言い、明日からの本格的な練習を心待ちにしている様子だった。

(取材・文　河合拓)