アメリカ女子サッカーリーグのヒューストン・ダッシュは25日、ベガルタ仙台レディースの日本女子代表(なでしこジャパン)DF鮫島彩を獲得したと発表した。契約内容は非公開だが、期限付き移籍の可能性が高いと報じられている。鮫島は11年に東京電力マリーゼから米ボストン・ブレーカーズへ移籍。その後はモンペリエ(フランス)でプレーし、2012年7月に国内復帰。なでしこリーグの仙台に所属していた。

　クラブの公式サイトでは、「世界トップクラスの選手」と写真つきで鮫島を紹介。監督も「国際経験が豊富なサメがチームへ何をもたらしてくれるのか、とても楽しみにしている」とコメントを寄せた。

　今季の日本女子代表は、5月に来年の女子W杯出場権をかけたアジア杯(ベトナム)が控えている。