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10連勝で43戦不敗のバイエルン、2位に勝ち点13差の首位独走

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[1.29 ブンデスリーガ第17節延期分 シュツットガルト1-2バイエルン]

 ブンデスリーガは29日、バイエルンのクラブW杯出場のため延期されていた第17節の1試合を行い、DF酒井高徳の所属するシュツットガルトはホームでバイエルンに1-2で敗れた。酒井は右SBで先発したが、1-0の後半20分に交代。チームもその後、逆転負けを喫し、3連敗となった。

 立ち上がりからチャンスをつくったのはシュツットガルトだった。前半8分に17歳のFWティオ・ベルナーが迎えた決定機はシュートが枠を捉え切れず、同12分にはPA内でベルナーのヘディングシュートがDFラフィーニャの手に当たったようにも見えたが、笛は鳴らない。それでも前半29分、ベルナーの縦パスからFWベダド・イビセビッチが右足で先制点を奪った。

 バイエルンも前半40分にMFチアゴ・アルカンタラが強烈な右足ミドルを放つが、GKがセーブ。前半は1点ビハインドで折り返した。後半14分にはFWマリオ・マンジュキッチとFWクラウディオ・ピサロを同時投入。徐々に反撃を強めると、後半31分、チアゴのFKにピサロが頭で合わせ、ついに同点に追いついた。

 そして迎えた後半アディショナルタイム、ラフィーニャの右クロスにチアゴがアクロバティックな右足ボレーで合わせ、劇的な勝ち越しゴール。2-1と試合をひっくり返し、試合終了間際の逆転劇で勝ち点3をもぎ取った。バイエルンはこれで10連勝。昨季から続くリーグ戦連続不敗記録を43試合に伸ばすと、今季は16勝2分の勝ち点50となり、2位レバークーゼンに13ポイント差を付けて首位を独走している。


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