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ブラジル渡航者は「黄熱」の予防接種を、厚労省が呼びかけ

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 6月12日にブラジルで開幕するW杯に向け、観戦などのためブラジルに渡航する予定の人に対し、黄熱の予防接種を受けるように厚生労働省が呼びかけている。

 黄熱とは、中南米や熱帯アフリカの風土病で、蚊に刺されることで感染する病気。発症すると、発熱、寒気、頭痛、吐き気などの症状を伴い、場合によっては死に至ることもある。

 ブラジルは一部の東部沿岸地域を除き、大半が世界保健機関(WHO)のワクチン接種推奨地域となっている。開催12都市のうち、ブラジリア、ベロオリゾンテ、ポルトアレグレ、クイアバ、マナウスが含まれており、クイアバでは6月24日にグループリーグ最終戦の日本対コロンビア戦も行われる。

 ワクチンは1回の接種で10日後から10年間有効。全国26か所の検疫所・医療機関でのみ接種できる。事前に予約が必要で、費用は1万円程度。

 開幕まで1か月を切ったブラジルW杯。渡航予定者は下記の検疫所ホームページをしっかり確認しておきたい。

▼詳しくはワールドカップ観戦でブラジルへ渡航される方へ(検疫所ホームページ)から

[写真]日本対コロンビアの試合も行われるクイアバのスタジアム

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