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長谷部がコスタリカ戦欠場も、前日練習で一部別メニュー

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 日本代表は1日(日本時間2日)、米フロリダ州クリアウオーターで練習を行い、2日(日本時間3日)のコスタリカ戦に向けて最終調整した。右膝痛のDF酒井高徳(シュツットガルト)が別メニューで調整したほか、冒頭部分のみ公開された練習ではMF長谷部誠(ニュルンベルク)とFW齋藤学(横浜FM)が一部別メニューとなった。

 練習前、アルベルト・ザッケローニ監督がピッチ上でステファノ・アグレスティコーチ、エウジェニオ・アルバレッラフィジカルコーチとともに、矢野大輔通訳をまじえて池田浩ドクターと話し込む場面があった。詳細は不明だが、話し合いを終えた池田ドクターは長谷部に声をかけていた。

 練習はウォーミングアップを兼ねた軽めのメニューでスタート。その後、ダッシュをまじえたフィジカルトレーニングに入ると、長谷部と齋藤が選手の輪を抜け、このメニューを回避した。その後、長谷部が矢野通訳を挟んでザッケローニ監督と話すシーンも見られた。

 練習後、長谷部は「ちょっと張りがあった程度。(練習が非公開になったあと、)最後のほうは(全体練習に)戻った」と説明。「だれが出るか決めるのは監督だけど、自分としては問題ない」と、コスタリカ戦出場に影響はないことを強調した。

 練習前に行われた記者会見でザッケローニ監督は長谷部のほか、故障明けのDF内田篤人、DF吉田麻也について「3選手はキプロス戦で45分間、プレーさせた。次はもう少し長い時間、トライしてみようかなという気持ちでいる」と、コスタリカ戦での先発起用を示唆していたが、大事を取って欠場する可能性も出てきた。

(取材・文 西山紘平)

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